2013年5月29日水曜日

アルフィーのいえで















「アルフィーのいえで」(ケネス・M・カドウ/文 ローレン・カスティーヨ/絵 佐伯愛子/訳 ほるぷ出版 2012)

お気に入りの靴をよそにあげちゃうとママがいったので、アルフィーはその靴をはいて家出をすることにしました。「その靴で家出はどうかしら。もう小さいんじゃない?」と、ママはいいましたが、アルフィーの決心は変わりません。

「家出をしたらのどが乾くかもしれないわ」と、ママが水筒に水を入れてくれ、アルフィーはそれを受けとります。「夜はとっても暗いわよ」と、懐中電灯も受けとります。それから、替えの電池も受けとって──。

男の子のちょっとした家出を扱った絵本です。絵は、柔らかな色調の親しみやすいもの。このあと、アルフィーはママの協力を得て、バッグにクラッカーとピーナツバターを入れ、クマのぬいぐるみのバディに読んであげるための絵本を3冊えらんで、いよいよ家をでるのですが──。小学校低学年向き。

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