2009年9月1日火曜日

ぼうし










「ぼうし」(ジャン・ブレット/作 松井るり子/訳 ほるぷ出版 2005)

冬がきます。リサが冬物を外に干すと、くつ下が片方、風に吹きとばされてしまいました。そこへ、知りたがりやのはりねずみのハリーがやってきて、くつ下に鼻を突っこみました。すると、くつ下がとれなくなってしまいました。「ハリーはなにをかぶっているの?」と、ほかの動物たちに訊かれるたびに、ハリーは帽子なんだといいはります。

細かく、ていねいにえがかれた絵です。画面の上方にえがかれた冬物が、ページをめくるごとに姿を消していくのですが、最後にその理由がわかります。小学校低学年向き。

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