2009年8月25日火曜日

ハハハのがくたい









「ハハハのがくたい」(長谷川四郎/作「アラフラの女王」より たかはしゆうじ/文 やぎゅうげんいちろう/絵 福音館書店 2009)

ある島に7人の楽隊がやってきました。寝る場所と食べものがあればいいという7人組を、村人は雇います。7人は楽器をもっていません。かわりにお腹をたたいたり、口笛を吹いたりします。7人組の仕事はかんたんです。赤ん坊が生まれたら音楽をやり、ひとが死んだら音楽をやり。ところが、半年ほどすぎたときのこと、7人組のことが大きく新聞に載ったのです──。

とてもにぎやかな文章に、にぎやかな絵。文章はたとえばこうです。
「おいらを やとった ハハハはどこだ
 ちんどらら ちんどらら プップピペポーパー」
声にだして読めば、さぞ楽しそうです。また、最後の、見開きいっぱいに描かれた新聞記事は、かなり読みごたえがあります。小学校低学年向け。

ちなみに奥付によれば、本書は、1985年に「こどものとも」の1冊として出版されています。それが、こどものともコレクション2009全15冊中の1冊として、今回新たに「特捜版」の名で出版されたということです。

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