2009年5月20日水曜日

あるあさ、ぼくは…







「あるあさ、ぼくは…」(マリー・ホール・エッツ/作 まさきるりこ/訳 ペンギン社 1981)

あるあさ、ねこのピディが小鳥をつかまえそうになったので、ぼくは手をたたいて逃がしてやりました。それから、腹を立てたピディのまねをして、あとからついていきました。すると、おんどりのコッキィに出会ったので、こんどはコッキィのまねをしました。そのあと、ぶたのパールのまねをして…。

男の子がつぎつぎ動物たちの真似をしていく話です。真似という行為には、ふしぎと幸福感があるように思います。白黒の絵がきれいです。こんなに素晴らしいのに、現在入手不可能。くり返しが多く、地味なので、お話を聞きなれている子むきでしょう。幼児から。

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